クオリティ・オブ・ライフを考える4

2006年、イギリスで130万ポンド(当時のレートで約2.6億円)を当てた一人の青年がいます。

彼の名はLuke Pittard。マクドナルドで働く、ごく普通の青年でした。

7つの領域

ところが、宝くじに当選して、当時23歳の若さで大金を手にすることに成りました。

1年半は遊んで暮らしたそうです。もちろん、バイトはすぐに辞めました。

新しい家を買い、バイト仲間の彼女と豪華な結婚式をして、南の島でのバカンスも楽しみました。

ところが、1年半たった有る日、ふと「今の自分は無職であり、それと同時に大切な仲間との時間を失っている!」と気づきます。

彼はマクドナルドでの仕事仲間が大好きで今でも友達でいるそうです。

そこで彼は古巣のマクドナルドに再就職したいと申し出ました。

そして「僕はミリオネアになる前はマクドナルドで働くことだ大好きでした。またこうして(仲間と一緒に)働けることをとても楽しみにしています」

と語っています。

彼は7つの領域の3番目と4番目の意味に気づいたのですね。

あなたにとって卓越した人生とは、誰とどのような時間を過ごすことですか?

元ネタ

 

クオリティ・オブ・ライフを考える3

2009年1月7日、ドイツの事業家アドルフ・メルクル氏が列車に飛び人で自殺するという悲劇が起こりました。

ロイター通信によると、金融危機での業績悪化によるストレスが主な原因だそうです。

これだけ聞くと「ああ、社長さんが経営に失敗して借金苦で自殺したのか〜」と思いますが、死んだ時の彼の資産は日本円に換算して、8000億円以上あったそうです。

リーマンショックに始まる一連の金融危機の中、彼の資産はみるみる減って行ったとされています。

そのことで死を決断したのでしょうか?

アンソニー・ロビンズによると、人が死を選ぶのには2つの理由があるそうです。

1番目が「I am not loved,,,」つまり自分は愛されていないという思い込みです。
一番大切な人から愛されていないという思い込みや、時には誰からも愛されていないと感じたとき、人は死を考えるそうです。

2番目が「I am not enough,,,」つまり自分は十分ではないという思い込みです。
この状況を変えていく十分な力がないという思い込みや、時には生きているに値しないという思い込みです。

恐らく、メルクル死が死を選んだのは、自分は業績を改善することができないという思い込みが原因ではないでしょうか。

私が思うに、彼は誰もが羨む億万長者です。

しかし、その実は、非常に孤独な人だったのではないでしょうか。

かつて、卓越した人生を生きるための7つの領域についてお話ししました。

7つの領域

その際に、下から順番に積み上げることが大切だとお話ししました。

ところが、体を酷使して、ストレスを抱えながら、人間関係を希薄にしてまで仕事とお金を追求した人のピラミッドはこんな風になるのではないでしょうか?

7つの領域

何かあれば、すぐに崩れてしまいそうなピラミッドですね。

きっと、メルクル氏のピラミッドもこんな形だったのでは。

あなたの人生のピラミッドはどのような形ですか?

 

卓越した人生の為の 7つの領域

最高に幸せな人生を生きようと思えば、以下の7つの領域の全てを向上させて行こうとする確固たる信念が必要になります。

7つの領域

上記の7つの領域は全て重要ですが、最高の結果を得ると同時に心から満足する為にはこれらの順番にも注意が必要です。

例えば、あなたが肉体に対しては全くコントロールが出来ていない状態だとしましょう。つまり健康でエネルギッシュな肉体を持たないとしたら、お金を稼ぐことも、成功を手に入れる事も、社会に貢献する事も出来なくなるでしょう。なぜなら肉体無しにそれらをつくり出す事は出来ないからです。

また、もしもあなたが人間関係を良くしたいと願っていても、感情をコントロールすることが出来なければ悲惨な結果を招くでしょう。感情や 物事の意味付けコントロール出来なければ、周りの出来事に翻弄される人生になってしまうのです。感情をしっかりとコントロール出来るようになれば、人生に前向きになる事もできます。

同じように、人生において何にフォーカスしてどのように時間を使って行くかをしっかりと決めなければ仕事で成功する事は出来ません。

仕事に対していかに価値を持たせるかに氣づけば、富への扉が開かれます。

精神的な向上や喜びや貢献と言った能力は最も最後に磨かれます。正しい行いもなしにスピリチュアルな成長等、手に入れる事はできないのです。

なお、これらはピラミッドのように下から順番に積み上げられています。

ただし、階層の違うものに同時に取り組む事が出来ないとは言っていません。

しかし、これらの7つの領域がピラミッド状の構造をしている事を常に意識している事が大切です。

そこでライフコーチは、経済状況を変えたい場合や人間関係を良くしたい場合も、より下の階層からアプローチする事がしばしば有ります。

アンソニー・ロビンズやその手法を受け継ぐ私が卓越したコーチング結果を残し続けている理由でもあります。

 

ゲシュタルトの祈り

今日は、アンソニー・ロビンズをはじめとする多くのコーチングの源流にも多大な影響を与えたと思われる精神学者、フレデリック・パールズの詩をご紹介します。

彼はゲシュタルト療法の創始者でもあり、ワークショップの最後にこの詩を読むのを好んだといいます。

何度読んでも心に深く響く詩です。

みなさんはどう思われますか?

私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。

 

クオリティ・オブ・ライフを考える2

アンソニー・ロビンズは「運命を決めるのは、環境ではなく、決断だ」と言っています。

その意味では、クオリティ・オブ・ライフも、今その人がどのような状況に置かれているかによって決めるのではなく、その人の考え方や行動も含めて評価する必要があるのかもしれません。

今、過酷な生活環境を乗り越えて、自らの才能を開花させた一人の青年に世界の注目が集まっています。

彼の名はチェ・ソンボン。22歳の韓国の青年です。

彼は「普通の人と同じような生活をしたい」と言います。

事実、彼は困難を極めるような環境で育ちました。

3歳で親に捨てられて孤児になった後、一度は孤児院に入れられますが、イジメに耐え切れずに5歳の時に逃亡。その後は、路上や公衆トイレで寝泊まりしながら、ガムや栄養ドリンクを売りながらずっと1人で生きてきました。

そんな彼の人生を変えたのがガムを売るために立ち寄ったナイトクラブ。華やかな場所で歌う歌手に魅了された彼は「いつか自分も歌手になりたい」と思うように。

しかしお金も学歴もない彼は歌のレッスンを受けることもできずに、見よう見まねで一人練習を重ねます。

そんな彼がつかんだスター発掘番組のステージ。

「歌は上手くないけど、歌っている間は別の人になれたような気がするから歌うことが好きなんです。」と控えめに語る、一見、大人しそうな肉体労働者のチェ青年。

誰もが哀れみの目で見る中、彼が歌い始めると、、、

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私は与えられた才能を開花させることで人や社会に貢献することが優れた生き方だと信じています。

あなたはどのように感じましたか?

 

クオリティ・オブ・ライフを考える1

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すでにクオリティ・オブ・ライフとは何かについて、ある程度の考え方は示しました。(詳しくはこちらをどうぞ)

そこで、さらに深く考えて行くために今回はタイの保険会社のCMを見てみましょう。

軽快なギターのリズムに乗せて、非常に心を打つメッセージが投げられます。

人生、何が正しいのかは誰にも判断できませんが、私たちが見失っている大切なものに気付かされる気がします。

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簡単に日本語訳をつけておきます。(間違っていたらごめんなさい)

ナレータ:「あなたは自分自身に尋ねたことはあるだろうか、、、”価値ある人生”とは何か?」

ナレーター:「この女性、名前はToi、貧しく、、、そして夫に捨てられた」

ナレーター:「この子はKitty、、、一家離散」

ナレーター:「この子はMack、ポリオ」

ナレーター:「この子はToe、泥棒」

ナレーター:「この子たちは、みな、同じ母を持つ」

ナレーター:「その女性の名前はMae Toi(母なるToi)。彼らの育ての親だ」

(みんなで海に行く)

ナレーター:「Mae Toiはガンに苦しんでいる。せいぜい持ってあと2年の命」

ナレーター:「でも、彼女は言う。”私はとてもラッキーだ。あと2年もあれば色んなことができる!”」

ナレーター:「彼女は子供たちにこう伝えている。”人生で大切なのは、お金持ちになることでも、名声を得ることでも、長生きすることでもない。あなたが価値ある人物になることが重要だ。そして周りの人も価値ある人物にすることが大切だ”」