クオリティ・オブ・ライフを考える3

2009年1月7日、ドイツの事業家アドルフ・メルクル氏が列車に飛び人で自殺するという悲劇が起こりました。

ロイター通信によると、金融危機での業績悪化によるストレスが主な原因だそうです。

これだけ聞くと「ああ、社長さんが経営に失敗して借金苦で自殺したのか〜」と思いますが、死んだ時の彼の資産は日本円に換算して、8000億円以上あったそうです。

リーマンショックに始まる一連の金融危機の中、彼の資産はみるみる減って行ったとされています。

そのことで死を決断したのでしょうか?

アンソニー・ロビンズによると、人が死を選ぶのには2つの理由があるそうです。

1番目が「I am not loved,,,」つまり自分は愛されていないという思い込みです。
一番大切な人から愛されていないという思い込みや、時には誰からも愛されていないと感じたとき、人は死を考えるそうです。

2番目が「I am not enough,,,」つまり自分は十分ではないという思い込みです。
この状況を変えていく十分な力がないという思い込みや、時には生きているに値しないという思い込みです。

恐らく、メルクル死が死を選んだのは、自分は業績を改善することができないという思い込みが原因ではないでしょうか。

私が思うに、彼は誰もが羨む億万長者です。

しかし、その実は、非常に孤独な人だったのではないでしょうか。

かつて、卓越した人生を生きるための7つの領域についてお話ししました。

7つの領域

その際に、下から順番に積み上げることが大切だとお話ししました。

ところが、体を酷使して、ストレスを抱えながら、人間関係を希薄にしてまで仕事とお金を追求した人のピラミッドはこんな風になるのではないでしょうか?

7つの領域

何かあれば、すぐに崩れてしまいそうなピラミッドですね。

きっと、メルクル氏のピラミッドもこんな形だったのでは。

あなたの人生のピラミッドはどのような形ですか?

 

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